場面緘黙症が治ったきっかけとそれまで意識して続けてきたこと

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わたしは過去場面緘黙症でした。

今では人前では緊張するものの話すことができていますよ。

場面緘黙症が治ったきっかけとわたしが話せるようになるまで意識して続けてきたところをお伝えしようと思います。

目次

場面緘黙症が治ったきっかけ

場面緘黙症が治ったきっかけだと思うのは

ここがまさにきっかけということはないのですが、折々の分岐点というか、ポイントとなる時はありました。

生活が変わる場面、成長とともに出会う人とのかかわりの中や環境が変わる時にいくつかきっかけがありました。

このことについては別でまとめています≫場面緘黙症が治ったきっかけとは?場面緘黙症を克服?克服っていうけどわたしが思うところ

一番わたしの中でも大きなポイントとなる時は高校生の時に新しく出会った一人の女の子です。

その子はいつも私を見つけると笑顔!そして大きな声で名前を呼んで駆け寄ってきてくれます。

ボディータッチも激しめでした。

言葉だけではなくてボディータッチが激しいところも、よりわたしの緊張をほどいてくれるものとなっていました。

基本わたしは家にいる時以外は体全体がガチガチに固まってしまうような状態だったので、体から伝わる声ならざる声に緊張が和らいで、自分からも発声がしやすくなっていました。

少し話すということができると不思議とその続きも楽になるもので、ほんとにこの子との出会いはわたしの中で大きなきっかけというかポイントとなる時でした。それまでに少しずつ話せるようにはなってきていました。

わたしの幼少期から今までの様子もこちらからわかります≫プロフィールに飛びます

場面緘黙症が治った!それまで意識して続けてきたこと

はっきり場面緘黙症が治った!っていうのはどういう時を言うのでしょうかね。

今ではそれなりに話ができるようになってきたわけですが、場面緘黙症が治った!と言えるぐらいになるまでずっと意識して続けてきたことを取り上げてみようと思います。

ずっと話したくても話せないという状態が続いている時のこと

とにかく何かを話さなければならない場面に身をおくと、なんとかなるのではないか

と考え続け、それぞれの節目で話すタイミングを今だ今だ!とその度に自分に言い聞かせてきました(心の中で)

そんなこと思っても、できないから困るのですよね。

心の中では今その瞬間に話せばいいのだ!はいっ!

と後押しをしても     変わらず・・・

という日々が続いていました。

今なら思う

そこまで、自分にとって辛い場所には身を置かない方がいいのです。

逃げたかったら逃げてもいいし

ひっそりこっそりしていたかったらそういう場所にいてもいい

小学校であったら保健室とか図書室など他に落ちつく場所があればそこがいい

中学校であったら、団体で何かする部活動ではなくて自分の落ち着くと思える部活動を選べばいい

なんというか、自分に辛いと感じすぎる場所に身を置き続けると身体を壊します

自分にスパルタになる気持ちも大切かもしれないけど、ずっと緊張する状態が続いてしまうと身体にも異常が起こってきます

わたしの身体に起こった異常≫心因性頻尿!子供の時の体験談

1日の中で少しでもほっとできる時間を増やすことが大切ですよー

でもでも、矛盾するけどわたしが続けてきたのは、人と話す場面が多いような環境に身をおくことでした。

なんでも無理になりすぎることはよくないと思ったものです。

これとは別に、少しずつ目線を上げる

ということも意識してきました。

わたしは場面緘黙症の間ずーーっと下を向いて生きてきました。

できるだけ人と目を合わせたくなかったから

話すきっかけを探していたけど話せない

どうしていいかわからない感情をもっていたので、とにかくとっさに話しかけられることを避けていました。

でもある時ふと顔をあげてみると(学校の授業中とか)異常なくらい見られることが怖くて怖くてみんながわたしを見ているのではないかと思っていたのですが

誰一人としてわたしの方を見ていなかったし、中には眠っている人もいました。

そこから、目を伏せている方が周りの目をより怖く感じてしまうのだ!と思うようになり

少しずつでも目線を上げるように努力しました。

これは良かった!

これは続けてきてよかったと思えます。

人はきっと見えていないものの方が怖く感じるし、身体も声も固まってしまいます。

実際に周りを見渡すと少しずつ緊張がほぐれていくのを感じました。

まとめ

場面緘黙症が治ったきっかけ

場面緘黙症から脱するまでに続けてきたことをまとめてみました。

人によってそのきっかけはいろいろだと思いますが、自分の変わりたいという気持ちを持っていると、少し変われたその時がきっかけとなります。

あとは緊張しすぎる場に身を置くのではなくて、できるだけ自分が安心できる時間を増やせるように考えてみてください。

目線を常に下にしてしまっているのであれば、少しでも目線を上げてみる

というのは気分が上向きになるのでおすすめ

恐怖感が和らぐので試してほしいこと

でも、下も向いてください

上だけでも下だけでもなくいろいろ見てください。

下にも綺麗なものはたくさん見えます。季節の花や虫。

雨に濡れた地面。

こんなのも自分の心がほっとできる景色です。

わたしだけかしら。

是非お試しください。

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場面緘黙症の子供に対するNG行動やNG声掛けについて。≫場面緘黙症の子供に対するNG行動やNG声掛け

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この記事を書いた人

よしぶーの妻:メイン管理者です。
3姉妹の母。保育関連のことをはじめ子育てや日々の気になるあれこれ、お役立ちグッズなどを発信しています。冷蔵庫で本を冷蔵してしまうこともあるぬけっぷり。特定の場所や人前で話せない元場面緘黙でした。
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