エナージェルというボールペンヌラヌラと書けて速乾書きやすいと人気なのです。
このエナージェルは油性/水性どっちなの?
エナージェルボールペンインクについて調べてみました!
エナージェルは油性水性どっちなの?
![](https://syumi-ikuji.info/wp-content/uploads/2021/11/Untitled-design-1-2-1-300x169.jpg)
エナージェルのインクは油性か水性かではなく
「ゲルインク」です。
染料系のゲルインクというインクです。
ゲルインクというのは、油性インクと水性インクのハイブリッドです。
油性と水性のいいとこどりをしているということですね。
なんていい響きなんでしょう。ハイブリッド!
耐水、耐久に優れていて、裏ぬけもなし
というメリットがあります。
デメリットとしてはインクの減りが他のものと比べて早いというところです。
ボールペンのインクの種類をまとめてみます。
メリット | デメリット | |
油性インク | 耐水・耐久・裏ぬけなし | 書き味が重い・カラー展開少 |
水性インク | インクボテなし・カラー展開豊富 | 耐水性に劣る・裏ぬけあり |
ゲルインク | 耐水・耐久・裏ぬけなし | インクの減りが速い |
エマルジョンインク | 耐水・耐久・裏ぬけなし | インクの減りが速い |
消せるインク | 書き直し可能 | 公的文書に使用できない |
ゲルインクとエマルジョンインクが似ていますよね。
インクの作り方が違います。
ゲルインクは水性インクにゲル化剤を混ぜてつくられたインク。
エマルジョンインクは油性インクと水性インクを7:3で混ぜ合わせ、乳化した状態になっているインク。特殊な配合方法で作られているようです。
ゲルインクとエマルジョンインクは共にインクの減りが速いというデメリットもいっしょですね。
エナージェルの染料って何?
![にじいろ](https://syumi-ikuji.info/wp-content/uploads/2021/09/Untitled-design-6-300x169.jpg)
エナージェルは染料系のゲルインク
ということなのですけど
染料っていったい何なのでしょうね。
染料の他に顔料というものもあるのですよ。
どういうものなのか、どんな特徴があるのかまとめます。
ペンは油性と水性などわかれていて、さらにそれぞれ染料と顔料に種類がわかれています。
染料は溶剤に溶ける着色剤
顔料は溶けないもの
染料 | ・インクが紙にしみつくことで筆記できる
・発色がいい ・カラーが豊富(溶剤に溶け色を混ぜ合わせることで比較的簡単に新しい色を作ることができる) ・書き味がサラサラ ・光に長時間あたると色が褪せてしまうカラーが多い |
顔料 | ・染色系のような染み込みをしない
・インクが紙に乗るイメージ ・溶剤に溶けず溶剤の中で均一に混ざった状態で書ける ・耐久性(耐光性・耐水性)は染料系よりも勝る ・油性の代替としてゲルインクを使うなら顔料系のインク |
染料/顔料のインクごとにどんなボールペンがあるのか探しました
三菱 | ゼブラ | パイロット | ぺんてる | |
ゲル染料 | ハイテックC | スリッチ
エナージェル | ||
ゲル顔料 | ユニボールシグノ
スタイルフィット | サラサ | フリクションボール
ジュース | ハイブリッド |
水性染料 | ||||
水性顔料 | Vコーン | ボールペンテル |
顔料系、染料系の特徴を知った上でボールペン選びができると間違いが減りますよね。
エナージェルとジュースどちらがいいのか?と悩んでいる人もいるようです。
これも顔料と染料で違うので、用途を考えて使い分けたり選んだりしたら良さそうです。
ゲル染料のエナージェル・ゲル顔料のジュースアップの違いについてはこちら≫エナージェルとジュースアップはどっちがおすすめ?
checkエナージェルインフリーの口コミレビューはこちら≫エナージェルインフリーの口コミレビュー!おすすめ太さは何mm?
エナージェルインフリーの耐水性は?実際に水に浸けてみた!
耐水性に優れるというエナージェルインフリー
今回実際に紙に書いたエナージェルインフリーのインク部分を水に浸して1時間放置してみました。
まず先に書いてすぐのエナージェルインフリー
![エナージェルインフリーの筆跡](https://syumi-ikuji.info/wp-content/uploads/2022/09/img_5782-300x219.jpg)
水に浸してみました
水に浸して数分後↓
![エナージェルインフリーのインクを水に浸した後](https://syumi-ikuji.info/wp-content/uploads/2022/09/img_5798-300x141.jpg)
少し滲んでいます。
文字が読めなくなるほどではありません。
まったく滲まないというわけではないのですよね。
約1時間経過しました。
↓
![エナージェルインフリーのインクを水に浸した後](https://syumi-ikuji.info/wp-content/uploads/2022/09/img_5799-300x227.jpg)
紙が乾きかけてきています。
上部の滲みの一部に少し黄色が見られます。
全体的にブルーがかった文字になりました。
万年筆で書いたような味が出ています。
結果、エナージェルインフリーは全く滲まないわけではない。
水に浸すと万年筆で書いたような濃いブルーに変わるということがわかりました。
※エナージェルインフリーの文字を書いた紙はコピー用紙の裏紙を使っています。
エナージェルは油性水性どっちなの?まとめ
エナージェルは「ゲルインク」です。
染料系のゲルインクというインクの種類です。
ゲルインクというのは、油性インクと水性インクのハイブリッド
油性と水性のいいとこどりをしているというありがたいインクです。
そして、エナージェルは染料系のインクということで下記の特徴があります。
染料 | ・インクが紙にしみつくことで筆記できる
・発色がいい ・カラーが豊富(溶剤に溶け色を混ぜ合わせることで比較的簡単に新しい色を作ることができる) ・書き味がサラサラ ・光に長時間あたると色が褪せてしまうカラーが多い |
エナージェルのインクについてもやもやがすっきりしましたか?
ペンには油性、水性以外にも違いがたくさんありますね。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/2166a4e2.1e855dea.2166a4e3.edb2ea69/?me_id=1249913&item_id=10314009&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fkaumall%2Fcabinet%2F500_159%2Fk3708030sl.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/24b6d293.a82b5fb5.24b6d294.2afbeba9/?me_id=1248726&item_id=10107474&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fkomamono-honpo%2Fcabinet%2F191%2Fljp-20s4.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)