「サマーウォーズ」はテレビでも何度も上映されていてわたしの好きな映画の1つです。
夏を感じられる「サマーウォーズ」
この映画の中で「よろしくお願いします」と主人公の健二が叫ぶシーンが印象的です。
この記事では、健二のこの「よろしくお願いします」の意味はなんなのかといった事や
元ネタとなったものは何なのか?気になったので、調べたり考察したことをまとめます。
サマーウォーズのよろしくお願いしますの意味は?
サマーウォーズで主人公の健二が暗号を解いてエンターキーを押すシーン
「よろしくお願いしまあああす!」
と叫んでいます。
切羽詰まった状況では「いっけーーー」や「ウォー――」など短い言葉を叫びそうなところ健二は丁寧に「よろしくお願いします」と叫んでいるんです。
健二は数学が得意で、計算式を集中して難解なものを自分で解いてしまいます。
暗号の答えを送信する時、その画面には
Transmit?
「YES」「No」
出典:サマーウォーズ
送信していいですか?の答えとして「YES」にカーソルを合わせてよろしくお願いします!
と叫んでいるというわけですね。
ここでは、よろしくお願いしますといった意味がそこまで伝わってきません。
見ている人はよく見ているようですが、この英語の画面が写るのは一瞬なので、はっきりわかりませんね。
なので他の意味があるのだと考えますね。
多くの方の考えとわたしの考えもかぶってしまうのですが、栄おばあちゃんへの答えだったというのが一番しっくりきます。
栄おばあちゃんが亡くなる前の夜に花札勝負の時に夏希のことを「よろしく頼むよ」とお願いされていて、健二はこのとき「やってみます」というようにはっきりとした返答をしていませんでした。
栄おばあちゃんにはこの時はっきりとした答えを言えていなかったことをずっと考えて後悔していたのでしょう。
そして、クライマックスの瞬間
この時は惑星探査機「ならわし」が家に落ちるのを防ぐために偽のGPS情報を送るためエンターキーを押す瞬間のことです。
どうかこれで位置が変わってほしいという願いとともに栄おばあちゃんへの返事も隠されていたのですね。
自身のなさを感じながらも素直な性格の主人公です。
そして主人公は大家族に触れたことがなく、そんな中に急に入っていくとなるとかなりの疎外感を感じますね。そこで堂々とできるという人もなかなかいないのではないかな?
最後のこの「よろしくお願いします」と叫ぶシーンではっきり栄おばあちゃんへの返事をしていると考えるのが1番ですね。
サマーウォーズの元ネタは?
サマーウォーズは2009年に公開されたアニメ映画です。
元ネタと考えられるのは
1983年にアメリカで公開された「ウォーゲーム」という映画です。
ジョン・バダム監督
「ウォー」というキーワードは一致しています。
あと、コンピューターネットワークが題材となっていますね。
ゲームの決着という内容も一致しています。
サマーウォーズは花札で決着、ウォーゲームは〇×ゲームでの決着となっています。
さらに!
サマーウォーズの細田守監督は2000年に「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」という作品を監督しています。
長すぎないので観やすい映画だと思いますよ。
これはそのまま「ウォーゲーム」がタイトルに入っていますね。
ウォーゲームのが元になっていると考えられますね。
まとめ
サマーウォーズお願いしますの意味は?
サマーウォーズの作品の元ネタは?
という気になることを書いてきました。
サマーウォーズ「お願いします」の意味は栄おばあちゃんへの答え
サマーウォーズの作品の元ネタは「ウォーゲーム」
ということでした。
気になっていた方はスッキリ?
そう思ってました?
夏にぴったりのアニメ映画「サマーウォーズ」は子どもといっしょに観ても楽しめますよね。
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