産後の入院中、病院でミルクの作り方・哺乳瓶消毒
について教えてもらいました
・ミルクの作り方
・哺乳瓶の消毒(薬液・電子レンジ・煮沸)
について簡単にまとめておきます。
哺乳瓶消毒は熱湯消毒でかけるだけでOK?
調べてみると、哺乳瓶消毒で熱湯をかける消毒はあるようです。
ただ、産院では薬液・電子レンジ・煮沸のうちのどれかで消毒するようにとのお話でした。
母乳が足りない時はミルクに助けてもらおう
退院までに、お母さんのおっぱいを直接飲むだけで満足できる赤ちゃんはとても少ない。
退院して自宅でリラックスすると母乳分泌が増加するお母さんもとても多い。
赤ちゃんに飲んでもらえばもらうほど母乳は分泌します。
母乳が足りない時はミルクに助けてもらいましょう。
わたしも産後退院する時には母乳の分泌がまだそんなに多くなく、しばらくミルクと混合で過ごしました。
哺乳瓶の消毒はなぜ必要?
赤ちゃんはお母さんの免疫をもらってうまれてくるものの、生後すぐに急激に減ってしまう。
その後、自分で免疫を作れるようになるが、1歳になってもまだまだ大人の半分程度。
腸内細菌の形成が不十分であったり、胃液分泌が少ないなど、身体機能が未熟なため、身体機能が未熟なため
赤ちゃんの衛生面には十分気をつけてあげなければいけませんね。
赤ちゃんの衛生管理の3つのポイント
①赤ちゃんの生活用品はこまめに洗浄・消毒
赤ちゃんが口にする哺乳瓶や乳首、おしゃぶりなどは洗浄・消毒をする
よだれかけや口を拭くガーゼもこまめに取り替えて洗濯する
②お世話するお母さんやお父さんの手を清潔に
③ミルクの作り置きや飲み残したミルクの保存は避ける
哺乳瓶の中の栄養たっぷりのミルクは、ばい菌が繁殖する絶好の住処
ミルクの作り置きや飲み残したミルクの放置は避ける
哺乳瓶の洗浄・消毒
飲み終わった哺乳瓶は放置しておかないですぐに食器用洗剤などで、ミルクのかすが残らないようしっかりと洗う。
乳首もミルクの被膜をとるためにもみ洗いするか、ブラシを使ってしっかりと洗う。
各消毒方法の特徴
薬液消毒
①ミルトンを薄めて希釈液を作る
②洗浄した哺乳瓶と乳首を気泡が残らないようにしてして1時間以上浸す
消毒後の保管
・使用着前まで薬液につけたままで保管が可能
・使用する時は薬液をよく振り切るだけで調乳できる
肌の弱い方はトングか手袋を使用
出産した病院では薬液消毒していると助産師さんから聞きました。家庭と違って何百本という哺乳瓶がある場合は薬液消毒がいいようですね。
電子レンジ消毒
①専用バック、ケースに洗浄した哺乳瓶・乳首を入れ規定量まで水を入れて密閉する
②水がこぼれないようにレンジに入れて3~5分加熱する
③加熱終了後しばらくおいて冷ましてからレンジから取り出す
消毒後の保管
・「消毒バック」は空気中の細菌やほこりなどに汚染しないように専用ケースに保管する
・「消毒ケース」はそのまま保管OK
24時間経てば再消毒を
・火傷、空焚き、過度の加熱注意・専用袋は使用後必ずすすいで乾燥させる・電子レンジに入るサイズか確認する
病院ではこの「レンジ消毒」をおすすめしてもらいました。
なんやかんやいいながら便利だった電子レンジ消毒≫哺乳瓶消毒レンジでする!やり方とおすすめできる人【西松屋】
煮沸消毒
①鍋にたっぷりの湯を沸騰させる
②哺乳瓶が浮き上がらないように静かに入れる
③煮沸時間はプラスチック瓶は5分、ガラス瓶は10分、乳首は3分と材料により異なる
④消毒バサミ、菜箸などでつまんで取り出す
消毒後の保管
・しずくを切ったらふきん等で拭かず、そのまま蓋のあるケースに伏せて保管する
・空気中の細菌やほこりなどに注意が必要
・鍋は普段使用するものと別にする・取り出す時火傷に注意・乳首は煮沸しすぎに注意
ミルクの作り方
①消毒した哺乳瓶に70℃以上の湯をできあがり量の3分の2ほど入れる
②粉ミルクを必要量入れる(ミルクに同封されているスプーンのすり切り1杯で20mlのミルクが作れる)
③円を描くように哺乳瓶を振ってミルクを溶かす
④出来上がり量まで湯を加える
⑤哺乳瓶に乳首を付ける。再度軽く瓶を振る
⑥哺乳瓶を水煎し冷ます
ミルクを腕の内側に落としやや暖かく感じる程度(40℃)が適切な温度
⑦赤ちゃんの顔を見ながらゆったり授乳
※1回の哺乳量:ミルクの缶に月齢別哺乳量が載っている
参考に赤ちゃんの個人差に合わせる
哺乳を始めた時間から3時間以内にお乳をほしがるくらいがいい
哺乳瓶消毒は熱湯消毒でかけるだけでOK?まとめ
哺乳瓶消毒は熱湯をかけるだけの熱湯消毒でかけるだけというものもあるのですけど
わたしが出産でお世話になった産院では、薬液・電子レンジ・煮沸のうちのどれかで消毒するようにとのお話でした。
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