ただの人見知りで電話が苦手なのか?
最近は電話が苦手な若者が多いなんて話を聞きます。
わたしは人見知りではあると思います。
でも周りの人に聞くとたいがいの人が「わたし人見知りなんだよねー」とか「ぼく人見知りなんです」と言いませんか?
何かの自己紹介で自分のことを話す時に「人見知りで」というワードがあっちからもこっちからも聞こえてくると思うのはわたしだけ?
わたしは人見知りではあるのだけど、それより話すことが極端に苦手
こっちのほうがしっくりきます。といっても最近はそこまで苦手だと思わなくなった自分に気がつきました。
というのも過去のわたしは、電話が苦手な病気なんじゃないかってくらい、嫌いでした。
しかも電話だけではなくて人前で声が出せない状態が続いていて自分ではどうしようもなかった≫わたしのプロフィール
最近電話する時、電話がかかってきた時どちらも自然にとって話すことができているし
電話をかける側であっても、逃げ出したい!なんて感情は出てこず自分から聞き忘れたりしてしまったことがあれば何度でもかけられるようになっていました。自分が何度でもかけられるのはいいけど相手にしたらこれ困ることよね。
この電話の場面は仕事ではなくて、自宅にかかってきたり、自分からお店や公共施設などに日常の場面での電話のことを言っています。
電話苦手が克服されていることについて考えてみました。
人見知りで電話が苦手?~病気なのではと思うくらい電話苦手でした~
過去のわたしは電話どころか人前で声が出せない、保育園や小学校など特定の場所に出ると声が出なくなってしまうという場面緘黙症でした。
そして電話も苦手。
自宅にいる時には家族となんの問題もなくふつーに会話ができるのですが、電話は自宅にいる場面で話をするわけですがとっても苦手でした。
安心できる家という空間にいるのに電話はかけるのもとるのも苦手でした。
だからと言って逃げ続けていたわけではないのですが
なんとか電話に出たり、かけたりしても頭の中が真っ白で声が出るまでに時間がかかるし、声は消え入りそうそしてずっと震えているので、自分で自分の声を聞きたくありませんでした。
自分の声も大嫌いだし。
もう電話から逃げ出したい!という期間がとっても長かったのですが、最近「あれ?電話苦手じゃないぞ。わたし」
とふと感じたのです。
それで、これまでをふりかえってみたのですけど、うーんはっきりした何かがあった
ってことはないのですが、電話は苦手だったけど、途中で会話ができなくなって「すみませんっ」て切ってしまったり
声は震えるけど小さな声でも電話を自分からかけたり
ぜんぜんスマートじゃないけど何度も何度も挑戦はしてきました。
それもあって、気がついたら「あれ?自分電話がそこまで苦手じゃないぞ」になっていたのかもしれません。
あとは、電話はへたくそでもいい!うまくしようなんて思ってもできないのだから上手な日本語が話せなくたっていい!
なんて考えるようになってからは電話が苦手じゃなくなってきたような?
こんな様子です。
わたしの場合できないくせにかっこつけようとして、すごいって思われたい
とか、スマートにやり遂げたい
なんて気持ちが心のどこかであったのですよね。きっと。
がんばったってできないのだから、これが自分
話し方もおんなじことを何回も言ってしまったり、言い回しがおかしくてもいいやー
なんて思うと声が震えなくなってきました。
電話の途中で話せなくなって「ガチャンッ」と切ってしまうようなこともなくなりました。
どこかでかっこつけよう、スマートに話そうなんて気持ちがあると余計に電話が苦痛になってくると私自身は思うようになりました。
電話をかける時が苦手で緊張して何を話したらいいかわからなくなってしまう時の対処法
わたしは電話が苦手なくせにしっかり話す内容をメモしたり準備するということをしていませんでした。
何も手元におかず、さあ電話だっと電話をかけても頭の中が真っ白で話すことがまったく出てこない!
こんなのちゃんと話したいことを箇条書きでもいいから準備ておいたらいいじゃないー
と思いますよね。
今のわたしならそう思うのですが、過去のわたしはこの箇条書きのメモなんて準備していませんでした。
このメモを準備するのは、緊張するしないに関係なく絶対必要です。
なんで自分電話苦手なのに準備してなかったんでしょう。
ここでもきっとスマートに電話したいという気持ちがあったのかしら。
最近しているこれが最高に合っているという方法をお伝えしますね。
・伝えたいこと、聞きたいことは1枚の紙にまとめる
・ただの箇条書きではなくて左に□を書いておいて話し終わったり確認出来たらチェックしていく
この2つです。
最近公共機関に電話することがあったので、その時の話すことを用紙にまとめたものを例にあげてみますね
まず自分の名前を名乗って、今の状況を伝える
この次からのことです
□ ○○のことがわからず確認のためお聞きしたいことがあります。
□ わたしの今の状況で準備しなければならない必要書類は何ですか?
□ 文面で△△と書かれているのでこのように考えているのですがまちがいはないですか?
□ 会場はどこですか?駐車場はありますか?(アクセスや駐車場のこと)
このように書いておいて、電話で話ちゃんと理解できたら左に書いた□の中にレ点をいれてチェックしていくようにしています。
わからなかったら「すみませんが、もういちど確認させていただいていいですか?先ほどの○○は××ということでいいのですか?」というように何回も確認させてもらっています(しつこい)。
普通に話したいことを箇条書きにしてもいいのですが、それでは言い忘れや聞き忘れが出てしまうことが多かったので□にチェックする方法にしたら聞き忘れがぐっと減ったので、とってもおすすめです。
それでも後から???が出てきます。
この時も日にちを改めて計3回も電話してしまいました(汗)
過去のわたしのようにそもそも電話で話す前に手元に何も用意してなかったよーという時には、何でもいいので話す内容をメモしておくこと
そして、わたしのおすすめは箇条書きした文章の左横に□を書いておくことです。
これで「あれ?何聞いたんだっけ?
聞き忘れなかったっけ?」
ということがなくなります。
電話苦手を克服していた!電話苦手で緊張するっから解放される方法まとめ
・失敗したって気にしないという気持ちを持つ
・上手に話さないと、やスマートに話したいという気持ちを手ばなす
・話したいこと確認したいことを電話の前にまとめておく
・聞きたいことはひとめで確認できるように箇条書きの左に□を書いておいて電話で解決した時にチェックを入れていく
・もし忘れてしまったり聞き忘れてしまっていてもまた聞く
まとめると、これで電話が苦手で緊張するというあなたや人見知りで電話が苦手というあなたも「話したいことが話せなかったー」がなくなるはずです。
電話が苦手であると声が上ずってしまったり、小さくなってしまったり、震えてしまったりします
それでも大丈夫。
スマートに話したい、上手に話したいと思えば思うほど声が出なくなってしまいます。
自分はポンコツ。ポンコツの中のポンコツで電話をかけられただけでも偉いんだ!
と自分を褒めてあげましょう。
そして、自分が気にしているほど相手は気にしていないなんてことも案外多いものです。
失敗したっていいじゃないか精神を持つことがとっても大切ですよ。
ではでは、こうした方が良かったなんてことが見つかったらまたお伝えしていきますね。
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場面緘黙症だった幼いころから大人になるまでのわたしの姿・挑戦してきたこと・大人になって考えること
楽に話せるようになるためのヒント
今現在(20代後半)場面緘黙症の弟の姿
すこしでも参考になったり、気付きになれば嬉しいです。