木へんに夏という漢字
読み方はどう読むの?
そして木へんに春夏秋冬の読み方も
木へんに夏の漢字の読み方は?
榎
えのき
と読みます。
夏からイメージできなかったのですが、えのきって普段からよく見かけますよね。
木へんに夏という漢字は「えのき」なのでした。
他の読み方では
・え(訓読み)
・カ(音読み)
キノコの一種 えのき
えのきはきのこの一種で食卓に並ぶこともありますよね。
漢字で「榎茸(えのきだけ)」と書きます。
榎にできるキノコなのですね。
ちなみにエノキダケは榎に限らずコナラやカキなどいろんな落葉樹の腐食部に寄生します。
榎だけではないのね。
榎 木について
榎は、北海道を除いて日本全国に自生するニレ科の落葉樹です。枝分かれが多くて大きな木陰をつくってくれます。
各地の神社仏閣に植栽されています。
大きな木(高さ20メートルにも達する)で赤い実が8月頃から色付きはじめます。
なんとエノキの新芽は食べられるとのこと。虫にも大人気でよく食べられてしまうのだとか。
夏のイメージがわかなかったとはじめに書いていたのですが、榎の大きく枝分かれした木陰で、涼むことを考えると夏にぴったりですね。
木へんに春、夏、秋、冬のつく漢字がある?
木へんに春夏秋冬全てあるのです
木へんに夏は
榎(えのき)でしたね。
木へんに春夏秋冬のつく漢字があるので、まとめで載せておきます。
夏はこの記事で紹介していますので、その他の「春」「秋」「冬」のつく漢字です。
木へんに春は
「椿」つばき
人名でもありますね。苗字にもあるし、名前で椿さんに出会ったことがあります。
木へんに秋は
「楸」ひさぎ
読み方はとっさに出てきませんが、楸は空き地や道端などでもよく見かける植物なのでした。
トウダイグサ科のアカメガシワと言うみたいです。これの古名
アカメガシワまたはキササゲとのこと。
アカメガシワは緑で上の方だけ赤紫のような色の葉をしています。
草のようなのですが、そのまま育てば大木に!草刈りで刈られてしまうのかもしれません。
楸は「ひさぎ」の他には「きささげ」「ごばん」「しゅう」とも読みます。
木へんに冬は
「柊」ひいらぎ
柊の漢字について詳しくはこちらをご覧ください≫木へんに冬の読み方はなんて読む?名前にも使われるけどどのように使う?
まとめ
木へんに夏は「榎」えのき
と読むのでした。
そして
木へんに春は椿(つばき)
木へんに秋は楸(ひさぎ)
木へんに冬は柊(ひいらぎ)
なのでした。
楸は知らない人が多いのではないかしら。
それぞれの季節が感じられるものばかりなのでした。