神明社と神社って名前が違うけど?
神明社と神社の違いは何なのか?調査しました。
神明社と神社の違いは?宮もあるけど?
「神明」という言葉には2つの異なる意味があります。
最初の意味は、「天地の神々に誓う」という表現で使われる「神明」で、これは「神」を指します。
もう一つの意味は、「神明社」や「神明造り」などで用いられる「神明」で、これは「天照大神」を指します。
例えば、伊勢神宮の建築を「神明造り」と呼びます。
「天照大神」を祀る神社は、神明神社、神明社、(地名に基づく)十皇大神宮、(地名に基づく)十大神宮、天祖神社などと呼ばれ、全国に約5400以上存在し、その総本社は伊勢神宮の内宮です。
古代において、特に有名な神社は「名神」とも呼ばれました。
730年の『続日本紀』には「諸国名神社」という記述があり、その後もほとんどの諸国の一宮は名神社から選ばれました。
また、「明神」とは神が仮の姿ではなく、明確な姿で現れることを意味し、一般的には神を尊敬する言葉として使用され、仏教からも使用されました。有名な例として、豊臣秀吉の「豊国大明神」があります。
さらに、「明神」は神社の「社」と神宮の「宮」の違いもあり、平安時代初期の法制書である「延喜式」の「神名帳」によれば、「宮」の付く神社は11社しかなく、それ以外はすべて「社」です。
特に、伊勢神宮は例外であり、伊勢神宮以外で「神宮」と名乗るのは、鹿島神宮と香取神宮の2つだけです。
「石上神宮」や「熱田神宮」、「平安神宮」、「明治神宮」など、神宮と名乗る神社は、神衹制度においても鹿島や香取を含めて基本的には「神社」です。
11の「宮」には、伊勢神宮の内宮と外宮、荒祭宮、瀧原宮、伊佐奈岐宮、月読宮、高宮の7つが含まれ、それ以外は鹿島神宮、香取神宮、八幡大菩薩筥崎宮、八幡大菩薩宇佐宮の4つだけです。
「社」はもともと神が現れる聖域を指し、「宮」は祭りの際に仮設される建物を指していましたが、やがて「宮」は「社」よりも高位の社格として認識されるようになりました。
「●●神社」「●●神宮」「●●社」「●●宮」は、名前の違いに過ぎず、それぞれ特定の神々を祀る場所を指します。
例えば、「神明宮」は天照大神を祀る神社で、同様に「八幡宮」「八幡神社」も八幡神を祀る神社です。そして、「住吉大社」「住吉神社」は住吉の神々を祀る大社や神社です。
神明社や神社、神宮は名前の違いに過ぎない
わたしの調べたことなので、少々間違いがあるかも
ですが
社、神社、神宮など名前が違うに過ぎないということがわかりました。
神社にもいろんな名前があって、読み方を間違えてしまったりする事ってありますよね。