スーパーや鮮魚コーナーで見かける「シイラ(マヒマヒ)」。
見た目は大きくて少し珍しい魚ですが、実は淡白でクセがなく、焼いても揚げても美味しい白身魚です。
本記事では
✅ シイラの特徴や旬
✅ 美味しく食べるための下処理
✅ 定番&人気の調理法(ムニエル・フライ・照り焼きなど)
✅ 刺身やカルパッチョなどの生食アレンジ
をまとめてご紹介します。
「シイラってどう食べたら美味しいの?」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
シイラの美味しい食べ方5選
ここからは、家庭でも簡単にできる「シイラの人気レシピ」を紹介します。
どれもシイラのふんわり食感をいかした絶品メニューです。
① シイラのムニエル|バターとレモンで王道洋食風に
シイラ料理の定番といえば「ムニエル」。
バターの香ばしさとレモンの酸味が絶妙にマッチします。
材料(2人分)
- シイラ切り身:2枚
- 塩こしょう:少々
- 小麦粉:適量
- バター:20g
- レモン汁:少々
作り方
- シイラに塩こしょうをして小麦粉をまぶす。
- フライパンにバターを溶かし、両面を中火で焼く。
- 焼き上がったらレモン汁をかけて完成。
香ばしいバターの香りが食欲をそそる一品。
白ワインやパンにもよく合います。
② シイラの照り焼き|ご飯がすすむ和風アレンジ
淡白なシイラは、甘辛い照り焼きだれとも好相性。
お弁当にもおすすめです。
タレの黄金比
しょうゆ:みりん:砂糖=2:2:1
ポイント
焼く前に軽く小麦粉をまぶすことで、タレがしっかり絡み、ツヤのある照り焼きに仕上がります。
③ シイラのフライ|サクサク衣が最高!
シイラは加熱してもパサつきにくいので、フライにもぴったり。
子どもから大人まで大人気のメニューです。
作り方
- 塩こしょうしたシイラに、小麦粉→卵→パン粉を順にまぶす。
- 170℃の油で4〜5分ほど揚げる。
- タルタルソースを添えてどうぞ。(ソースはなくても〇)
アレンジ
- バンズに挟めば「フィッシュバーガー」風
- 冷めても美味しいのでお弁当にも最適
④ シイラのカルパッチョ|さっぱり生食スタイル
新鮮なシイラは刺身やカルパッチョでも楽しめます。
脂がほどよくのっている旬の時期におすすめ。
作り方
- 皮を引いたシイラを薄切りに。
- オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうを合わせてソースを作る。
- トマトやベビーリーフと盛り付けて完成。
おしゃれな前菜としても喜ばれる一品です。
⑤ シイラのホイル焼き|味噌バターでコクうま
ホイル焼きにすると、魚の旨みが閉じ込められてしっとり仕上がります。
味噌とバターでコクのある和風味に。
作り方
- アルミホイルにシイラ、しめじ、玉ねぎをのせる。
- 味噌・バターをのせて包み、フライパンまたはトースターで10〜15分蒸し焼き。
- 開けた瞬間の香りがたまりません!
yayoi5選とか言っておきながら、「唐揚げ粉をまぶして揚げる」もおすすめ。簡単だし子供が大好きな味に仕上がります。あとは、カレー粉をまぶして焼くのも手軽で美味しい!
ハワイ風にアレンジ!「マヒマヒバーガー」
ハワイではシイラを「マヒマヒ」と呼び、グリルしてバーガーに挟むのが定番。
ジューシーな白身と南国風ソースの相性が抜群です。
おすすめトッピング
- パイナップルスライス
- アボカド
- トマト・レタス
- ガーリックマヨネーズやチリソース
家庭でも簡単に「ハワイアンカフェ風ランチ」が楽しめます。
シイラとは?味の特徴と旬の時期
シイラはスズキ目シイラ科の魚で、英語名は「Mahi-Mahi(マヒマヒ)」。
ハワイやアメリカ西海岸では人気の高級魚で、グリルやバーガーにも使われます。
日本では太平洋沿岸を中心に漁獲され、旬は7月~10月ごろ。
この時期のシイラは脂がのっていて、特に美味しいと評判です。
味の特徴
- 淡白でクセがない
- ふっくらとした身質
- 加熱しても身崩れしにくい
- 刺身でも火を通してもOK
そのため、ムニエル・フライ・照り焼き・ホイル焼き・カルパッチョなど幅広い調理法に向く万能魚なんです。
シイラを美味しく食べるための下処理のコツ
シイラはとても美味しい魚ですが、正しい下処理をしないと、少し臭みが残ることも。
ここでは、美味しさを最大限に引き出す下処理のコツを紹介します。
① 皮を引く
シイラの皮はやや硬く、加熱すると口に残りやすいです。
ムニエルやフライにする場合は、皮を引いてから調理しましょう。
刺身にする際も、皮を取ると食感が良くなります。
② 塩をふって臭みを抜く
切り身に塩をふり、10分ほど置くと余分な水分と臭みが抜けます。
出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ってから調理すると、より上品な味に。
③ 下味をつける
淡白な味わいなので、酒・白ワイン・ハーブ・レモン汁などで軽く下味をつけるのがおすすめ。
魚特有のにおいを抑えながら、風味がアップします。
シイラはどこで買える?
シイラは地方のスーパーや魚市場、漁港近くの直売所で手に入ることが多いです。
都市部ではあまり流通していませんが、近年は冷凍シイラの通販も増えています。
✅ 新鮮なシイラは身がしっかりしていて透明感がある
✅ 色がくすんでいるものは避ける
購入時の目安にしてみてください。
栄養面でも優秀!ヘルシーな白身魚
シイラは見た目に反して高たんぱく・低脂肪・低カロリー。
ダイエット中の方にもおすすめの魚です。
含まれる主な栄養素は次のとおりです。
- タンパク質:筋肉づくりに◎
- ビタミンB群:疲労回復をサポート
- DHA・EPA:血液をサラサラに
「美味しくてヘルシー」な万能魚、それがシイラです。
まとめ:シイラは調理法次第でいくらでも美味しくなる!
シイラは、淡白で食べやすい白身魚。
ムニエル・照り焼き・フライ・カルパッチョなど、どんな調理法でも美味しく食べられる万能魚です。
ポイントは下処理と味付け。
塩をふって水分を抜く、皮を引く、香りをつける。この3ステップで格段に美味しくなります。
見かけたときは、ぜひ買って試してみてください。
きっと「こんなに美味しかったの!?」と驚くはずです。










