桶谷式の助産院で断乳をしたわたしのリアル体験を詳しく記します。
実際の断乳スケジュールや私自身や子どもの様子、断乳してからのわたしや子どもの様子・ケアも詳しくお伝えします。
桶谷式での断乳圧抜きやケアのスケジュールやり方はどんなだったか
断乳スケジュール表
下の表は桶谷式の助産院でいただいたスケジュール表とわたしがメモしたものを元に書いています
断乳0日(断乳当日)
搾乳時間 |
飲ませ終わったらすぐにマジックかビオクタニンで乳房に大きくへのへのもへじを描き話しかけて見せる
子どもの反応:乳頭を指でつまみながら大笑いする。「バイバイ」と手を振りわたしの服でへのへのもへじを隠ししまう
16時・21時 |
1日目 | 6時・11時・16時・21時 |
2日目 | 6時・11時・16時・21時 |
3日目 | 6時・12時・16時45分・21時 |
4日目 | 助産院通院予定日 |
5日目 | 6時、12時、21時 |
6日目 | 6時、12時、21時 |
7日目 | 6時、21時 |
8日目 | 6時、21時 |
9日目 | 6時、21時 |
10日目 | 12時 |
11日目 | 17時通院 |
12日目 | |
13日目 | |
14日目 | |
15日目 | 21時 |
16日目 | 朝 |
16日目以降は搾乳せずに過ごします。
次回は3週間後に通院予定となりました。
ただし、月のものが来たときは電話連絡するように言われましたよ
断乳当日の様子(断乳0日)
わたしがお世話になった桶谷式の助産院での断乳の様子からお伝えします
断乳当日は午前中に助産院に行きました。
手技の前後で授乳をします
「これでばいばいだよ」等言いながらゆったりと授乳します
わたしの子は授乳中も室内の飾りやおもちゃが気になって遊びたくて仕方がない様子でした。
上の子も一緒に連れてきていて、上の子が次々とおもちゃを出し遊んでいたのもあり、すぐに一緒に遊びだしました。
手技後の授乳は母親が心おきなくこれでおしまい!と思うまでして、その後断乳します
わたしは両胸にマジックでへのへのもへじを描いてもらいました
子どもの目に入らない場所でこの「へのへのもへじ」を描いてもらい、その後子どもと1~2m離れて対面して座ります
バッと胸に描いてある「へのへのもへじ」を見せます
「こんなんになっちゃったね」「がおーだね」「ばいばいしようか」
と繰り返し話しながら子どもによく見せました
この時の子どもの様子は、胸を片手で触りながら爆笑していました。
「がおー」と子どもの顔の直前に胸の「へのへのもへじ」を近づけても吸うことはありませんでした。
笑いながら「ばいばいだね」の話しかけに
自分から「バイバイ」と良い手を振り、わたしの衣服を掴み胸を隠し仕舞いました。
「ばいばい」「おしまいだよ」という話しかけを何度も繰り返し、子どもも何度か「バイバイ」と手を振ってから断乳となりました。
上の子の断乳時とまた異なる断乳の仕方なので、その後のことを少し心配しながら帰宅しました。
断乳後の子どもの様子
その後夕食後、入浴後までは何度も服をめくったり、首元を強く引っ張って求めてきていましたが、「へのへのもへじ」を見ては、飲まずに我慢していました。
ですが夜の入浴後がそれはもう大変でした。
いつもであれば入浴後にゆっくりと授乳して、布団に入ってすぐからも授乳という流れだったのでそうならないことに怒り大号泣!
わたしのパジャマの首元を引っ張りながら泣き続けます。
少し子どもから離れると地団駄を踏みながら身体全体・顔を震わせながらその場に立ち大号泣!
喉が潰れてしまうのではと心配するほどの泣き方でした。
お茶も飲んでくれずなんとか飲んでくれないかと口元にマグマグやコップを近づけても全く飲まず水分が摂れないことが心配でなりません。
その日遅くに帰宅した夫が食後にオレンジを食べていて、それに手を伸ばしたので夫からオレンジをいくつかもらい少し落ち着きました。
その日の夜は夫に子どもといっしょに寝てもらいわたしは離れたところで寝ることにしました。
なぜならいつも夜間は2時間おきくらいで授乳。
わたしが深い眠りに入っている時、子どもが勝手に母乳飲んでいる!!
というウォーターサーバー状態になることが何度もあったので、子どもの傍に寝ているといつまでたっても断乳できない!
ということになりそうだと思ったのです。
ありがたいことに夫は仕事で疲れているにも関わらず、大声で泣き続ける子と一緒に夜を過ごしてくれました。
ほんとありがとう!
断乳後わたし自身の様子
わたしの胸の状態はあまり分泌もしなくなってきているのか、そこまで張ることなく過ごせています。
ただ、泣きながら求めてくるわが子に母乳をあげたい!!という気持ちが何度もこみあげてきました。
夜間いつもは度々授乳していましたが、1度も授乳なしではじめて翌朝を迎えました。
1度も授乳なしでも胸がカンカンに張ることはなく、
張ってはいますが搾乳なしでも大丈夫な様子です。
助産院で教わった通り翌朝6時頃に少し搾乳をします
翌朝に夜の子どもの様子を聞くと、何度か泣いていたけどよく眠ったそうです。
よかった。
断乳後1日目
子どもの様子
何度もわたしの服の首元を引っ張り求めてきます。その度に遊びに誘ったり、母乳以外の飲み物を飲んでもらい気を紛らせていました。
お茶をあまり飲まず水分が摂れにくいことが心配でした。
夫に聞くと牛乳ならごくごく飲んだとのことで、牛乳を出すととってもよく飲んでくれました。
一安心。
お風呂あがりはそれはもう母乳を欲しがり大泣きでした。
「バイバイ」したねと話すと「バイバイ」と手を振るので全く断乳のことがわかってない様子ではありません。
わかっているけど母乳が欲しい!という様子に見えます。
夜間は数回起きては大号泣でした。
わたしの様子
朝はそこまで胸が張らなかったので、このまま大丈夫だわと思っていたのですが夕方になるとカチカチに張ってきました。
よく考えるといつもは仕事終わり帰宅してから授乳し、お風呂あがりや寝る前にバリバリ授乳していたのでその時間に目がけてよく胸が張り母乳が分泌されるように変化していたのかもしれません。
乳腺炎になる前のような状態になってきたので、眠前に葛根湯を飲んで眠りました。
漢方薬の葛根湯は以前乳腺炎になり病院で診てもらった際に処方されたので、母乳育児中はいつも家に常備していて胸が怪しい時はよく飲んでいました。
葛根湯は風邪のひきはじめにもよく効くので重宝しますよ。
お風呂あがりにいつもは家にある木の足台に座り授乳していました。
子どもがその木の椅子に座って!というように手のひらで木の台をバンバン何度も叩き大泣きする姿を見て、母乳をすぐにあげたいという気持ちが込み上げます。
でもでも我慢です。
今夜も夫に子どもをお願いして離れたところで眠ります。
断乳後2日目
子どもの様子
夜間泣いてよく起きていたからか、明け方によく眠っています。
夜は1時間おきに泣いて起きて、抱っこしていると落ち着くので、ずっと夫が抱っこして過ごしました。
日中は水分補給でお茶の他に牛乳をたくさん飲みました。
まだまだ母乳を欲しがりますが、遊びや他のことに気を向けてなんとか機嫌よく日中は過ごしました。
夜は今日からわたしのそばで眠ることになりました。
夜は大泣きして立って抱っこしないとなかなか眠れません。
わたしの様子
朝になると我慢できないほどではないですが、胸がカチカチに張って固くなっています。
朝は6時頃に搾乳します。
寝坊して7時過ぎになってしまいました。7時頃に搾乳をしました。
少し楽になるくらい搾乳をするのですが、この程度が難しいです。
乳腺炎にならないよう食べ物に気をつけなければいけません。脂の多いものと甘いものは控えめにします。
ちなみに一昨日から昨日と昨日から今日にかけたは夫が子どもにつきっきりで夜間抱っこしたり、見てくれていましたがさすがに明日は夫婦共に仕事です。
夫は疲れているので、今日からわたしが子どものそばについて寝ることにします。
パジャマは前開きでないものを着ないとね!
断乳後3日目
子どもの様子
深夜帯から泣いて起きだしなかなか眠れません。
断乳するまで毎晩添い乳で寝ていたので夜起きた時に母乳がもらえないことに怒り、わたしのパジャマの首元を引っ張りながら大号泣です。
3時ごろからは泣き声もどんどん大きくなってきて、座って抱っこしてもトントンしても泣きやまず
早朝は夫の抱っこで眠りました。
日中は保育園に行きます。
入浴後は母乳を欲しがるものの、お茶を飲んでくれて少しずつ落ち着いてきているのかな?と思います。
夜間はどうだろうか。
わたしの様子
夜間はほとんど抱っこをしたり、トントンしたりほとんど眠れずこのような日が長く続くとしんどいなと思いました。
朝は6:00頃に搾乳の予定でしたが、搾乳の時間が取れずそのまま出勤しました。
今週は土曜日まで連続して仕事があるので体力的に大丈夫かな?と不安になります。
仕事場で昼の搾乳は忙しくてできず、そのまま夕方を迎えます。
断乳してから数日経っているためか、前日よりも胸は張らずに過ごせました。
結局搾乳できたのは入浴中20時の時だけでした
断乳後4日目
桶谷式の助産院に通院する日です
仕事終わりにわたしひとりで助産院へ向かいます
子どもの様子
前日の夜から朝にかけて夜間は1度少し泣き起きましたが、トントンするとまた眠り朝までよく寝ていました。
今日だけかな?
わたしの様子
胸の張りはあるものの、ほとんど気にならなくなってきました。
今日も出勤時間が早い日で搾乳なしで仕事に向かいます。
勤務後はそのまま、桶谷式の助産院に行きます。
助産院では手技を受け、その後自身でも搾乳をします。搾乳の際は利き手が下側、利き手ではない方の手は上側から胸の根本をホールドするようにして、親指人差し指を使い必ず引っ張らず押さえるようにして搾乳します。
母乳の出が悪くなれば終わり。
それから、これからのスケジュールをもらい帰ってきました。
また1週間後に通院予定です。
断乳4日目以降の様子は省き、つぎは次回通院予定の断乳11日目の様子を書こうと思います。
断乳11日目
通院して手技を受けます。
自身でも搾乳して母乳の出が悪くなれば今回の搾乳は終わります。
断乳後は子どもを連れての通院はできるだけ避けるようにとのことだったので、わたし1人で行きました。
次回までのスケジュールを教えてもらいます。
3週間後に来るように言われました。
子どもの様子
ほとんど母乳を求めなくなってきました
お風呂あがりは母乳を欲しがる様子はありますが、そこで泣き叫ぶことはありません
断乳すると、夜間子どもはよく眠るようになるという話を聞きますが
うちの子の場合夜間に何度か泣きながら目が覚めて泣きやまず、立って抱っこをしないと落ち着きません。
わたしの様子
ほとんど胸の張りはなくなって日中快適に過ごせています
夜間に泣く次女を何度も抱っこしたり、寝かしつけるのに時間がかかり寝不足です
次の日が仕事休みであれば良いのですが、寝不足のまま仕事なのがつらいです。
今回桶谷式の助産院で断乳して感じたこと
上の子の時は自分で勝手に断乳したのですが、今回は桶谷式の助産院で断乳し、いつ頃に断乳した方がいいのか、断乳の時期を知ることができ
飲み残しの心配がなく断乳できることが良かったと感じます。
断乳は1歳を過ぎて1歳半をめどに
子どもが歩いていることも1つの目安
断乳の時期は春か秋がいい
ということも知ることができました。
子どもの様子も見ながら、助産院の先生と断乳を進めていくことができるので安心です。
断乳時で不安なことや相談したいことも話して、アドバイスをいただけます。
断乳時に不安や疑問を抱えている方は桶谷式の助産院で断乳することによって、安心して断乳できますよ。
まとめ
桶谷式の助産院で断乳をした体験を書いてきました。
断乳当日は胸に「へのへのもへじ」を描いて、バイバイ〜というかたちでしました。
断乳後も断乳1日目に電話して子どもや母の様子もどのような状態か聞いてもらい、安心して断乳することができます。
子どもは断乳後、母乳を欲しがっても「バイバイ」と言ったり、断乳したことがわかっている様子であれば断乳は大成功とのことです。
子どもが母乳を欲しがり泣く日々が続くとお母さんも辛いと思いますが、いつかは落ち着く日がきます。
母乳をあげる日はなくなりますが、抱っこをたくさんしたり、子どもとゆったり関わったりしていきたいですね。