丸十栂尾煮
読み方は?
いったい何のこと?
丸十は天ぷらにもあるよね?
さてどういったことなのか、ということを書いています。
丸十栂尾煮の読み方
丸十栂尾煮のよみかた
「まるじゅうとがのおに」
と読みます
丸十栂尾煮とは何のこと?
読み方は「まるじゅうとがのおに」なのですが、いったい何のこと?
煮るっていう字が入っているので何かを煮たものだと考えられますよね。
丸十栂尾煮だったり丸十の栂尾煮(まるじゅうのとがのおに)
と書いてあることもあります。
どちらにしても、さつまいもの砂糖煮のことです。
さつまいもを甘く煮たものということですね。
シロップを入れたり、レモンを入れてつくられたりもします。
甘すぎずさっぱり上品な甘さです。
「丸十栂尾煮」とは書かず「丸十レモン煮」と記載されているところもありました。
丸十とは何のこと?
丸十とは「さつまいも」のこと
どこから来ているのかというと、「薩摩藩」の島津家家紋が丸に十
ここからこのように呼ぶのですね。
栂尾煮とは意味や由来
「とがのおに」とは
京都、栂尾(とがのお)の高山寺の精進料理に出されたのでさつまいもの砂糖煮をとがのおにと呼ぶようになったようです。
他にも祇園神社の参道にあった栂尾という名前の料理屋で創案されたという説もあるようです。
栂尾煮は、つくり手によって芋を少し崩したり、崩さなかったり、味付けもアレンジされていたりします。
丸十の天ぷらとは同じく・・・読み方も
丸十 天ぷら
とくれば、さつまいもの天ぷらですね
まるじゅうのてんぷら
丸十のてんぷらは芋を分厚く揚げられているものもあって、中には30分くらいかかって揚げられているものもあるみたいです。
皮ごと揚げると外側はカリカリ、中はしっとり甘くてよりさつまいもの甘さが感じられるようになっています。
ちなみに、さつまいもの皮のすぐ内側に含まれるヤラピンという酵素はサツマイモの消化を助けてくれるのでガスが発生しにくくなります。
まとめ
丸十栂尾煮
丸十 天ぷら
気になる読み方や意味をまとめてみました。
丸十栂尾煮は「まるじゅうとがのおに」と読み「さつまいもの砂糖煮」のこと
丸十の天ぷらは「さつまいものてんぷら」
丸十とは薩摩藩の家紋からきているということでした。
そして、丸十栂尾煮の栂尾は京都の栂尾(とがのお)からきているとか
丸十や栂尾の意味や由来を知ると、より一層料理を楽しめますね。
身近にある食べ物や料理の名前も知らなかったものが多くあるのだなーと感じています。