iPhoneでマイナ保険証を登録する手順を写真つきで徹底解説。マイナポータルの設定から医療機関での使い方、つまずきやすいポイントまで初心者向けにまとめています。
マイナ保険証をiPhoneで使えるようにする方法を徹底解説
2024年以降、マイナンバーカードを健康保険証として利用する流れが加速し、対応医療機関も急増しています。
この記事では、iPhoneにマイナ保険証を登録する方法 と 医療機関で実際に使う流れ を、写真(スクショ画像)つきでわかりやすく解説します。
【結論】必要なものは3つだけ
iPhoneでマイナ保険証を使うために必要なのは以下の3点です。
- iPhone(NFC読み取り対応:iPhone 7以降)
- マイナンバーカード
- 暗証番号(4桁)とパスワード
アプリの設定は 5分程度で完了 します。
【手順①】マイナポータルアプリをインストールする
App Store で「マイナポータル」を検索
iPhoneでマイナ保険証を登録する際、必ず使用するのが総務省公式アプリ「マイナポータル」 です。
- App Store を開く
- 「マイナポータル」で検索
- ダウンロードして起動
【手順②】マイナンバーカードと暗証番号(4桁)とパスワードを準備
マイナ保険証の登録では、マイナンバーカードの読み取りが必須です。
- マイナンバーカード本体
- 交付時に設定した暗証番号(4桁)とパスワード
暗証番号は 3回誤入力でロック されるため慎重に。わたしはマイナンバー登録時の用紙を出してきて確認しながらやってみました。4桁の暗証番号は普段の医療機関受診時にも使う機会があるので覚えている人は多いかと思いますが、パスワードは覚えていない人の方が多いかもしれません。わたしもパスワードは忘れていました。
マイナンバーカードを一番最初に発行する際に自分で設定した暗証番号(4桁)とパスワードになります。
【手順③】アプリの「健康保険証利用の申込」へ進む
トップ画面で該当メニューを選択
アプリ「マイナポータル」を開いたら、マイナンバーカードをiPhoneに追加
「追加をはじめる」をタップ
そのまま手順通りに進んでいきます。






【手順④】iPhoneでマイナンバーカードを読み取る

マイナンバーカードと暗証番号、パスワードを用意しておきます。
読み取りのコツ
iPhoneの背面上部にマイナンバーカードをぴったり当てると読み取れます。
読み取りに失敗する場合は次を試してください。
- スマホケースを外す
- 位置を少しずつ動かす
- 数秒そのまま当てたままにする
【手順⑤】本人確認を完了し暗証番号とパスワードを入力
読み取り後、本人確認を完了し暗証番号の入力画面が表示されます。4桁とパスワードを入力すれば マイナ保険証の登録完了!







【手順⑥】医療機関での使い方|受付はスマホ1台で完了
使うのは「マイナ保険証リーダー」
対応医療機関の受付には以下が設置されています。
- マイナンバーカード・スマホ対応のカードリーダー
使用の流れ
- 受付機の画面で「マイナンバーカード・スマホ」の選択時「スマホ」を選択
- iPhoneをかざす / QRコードを表示
- 本人確認(顔認証 or 暗証番号)
診察券の代わりにスムーズに受付でき、薬局でも同じ手順で利用できます。



【メリット】iPhoneにマイナ保険証を登録する理由
保険証なしで受診できる
財布やカードケースを忘れても安心。
医療費の自己負担がやや安くなる
マイナ保険証の利用で診療情報の連携が可能になり、初診時の費用が抑えられる場合があります。
薬の履歴・特定健診情報が共有される
医師・薬剤師が必要な情報を把握しやすくなり、より安全な診察が可能に。
【よくある質問(FAQ)】
Q. マイナンバーカードなしで登録できる?
→ できません。カード読み取りが必須です。
Q. 登録後はカード不要?
→ 住所変更や暗証番号リセットにはカード本体が必要なので保管必須です。
iPhoneならマイナ保険証は5分で登録できる
iPhoneでマイナ保険証を登録する方法はとても簡単で、設定作業はわずか5分でした。

追加の手順をまとめます
①利用規約などの確認
②本人確認
③暗証番号とパスワードの設定
④Appleウォレットに追加
※19:30以降に申請した場合は朝の8時以降にマイナンバーカードを利用できます。
マイナ保険証をスマホで使えるようにしたらマイナンバーカードは使えなくなるの?
マイナ保険証をスマホで使えるように設定したあとでもマイナンバーカードはこれまでと変わらず使えます。
スマホが使えない状態の時にもマイナンバーカードが使えるのはありがたいですね。
参考:厚生労働省
マイナンバーカードの健康保険証利用についてよくある質問より
・スマートフォンにマイナンバーカードを追加しても、実際のマイナンバーカードは引き続き利用いただくことが可能です。
2025年9月19日から機器の準備が整った医療機関・薬局で順次、利用可能となっています。まだ整備の整っていない医療機関・薬局ではマイナンバーカードの持参が必要なので受診したり、薬局に行く際にはマイナンバーカードは忘れずに持って行った方が良さそうです。

