平安伸銅工業から学んだ突っ張り棒の取り付け方
ここでは「ジャッキ式」の突っ張り棒の正しい取り付け方をお伝えしています。
平安伸銅工業から学ぶ突っ張り棒の取り付け方!ジャッキ式の場合
突っ張り棒にはバネ式とジャッキ式があります。
ジャッキ式はバネ式に比べて、強いので重いものを掛けるのに適していますよ。
突っ張る力
ジャッキ式>バネ式
バネ式は付け外しを頻繁にしたいところに適していて、ジャッキ式は強力固定に適しています。
なので、バネ式はカフェカーテンを掛けたり、生活雑貨の小物など軽いものを掛けるのが良くて、ジャッキ式はクローゼットなど重いものを掛けて固定して置いておきたいところに使うのが良いですね。
ジャッキ式の突っ張り棒の取り付け方
- キャップは長い方を下にして突っ張る面までパイプを伸ばしていく
- 長さ固定ネジをしっかりと締める(固定ネジを突っ張り棒のパイプを貫通させることで固定します)長さ固定ネジは先が尖がっているので気をつけてください
- グリップを回して突っ張る
この3ステップで完了です
ジャッキ式突っ張り棒の取付時や取り付け前に気をつけること
・下地のあるところで突っ張ること
壁に下地(間柱・スタッド)があるところで突っ張ります
壁に隠れた内側に柱が等間隔に入っているので、その柱のある固いところで突っ張るということですね。
ちなみに、この下地45cm間隔で入っていることもあれば、押し入れなどは90cm間隔であることが多いようです。
押し入れの中は突っ張らない方が無難ですね。
下地のある場所は壁をノックするようにコンコン叩くことでも確認できます。
他のところよりも低い音で「ゴンゴン」と音のするところが間柱があるところです。
中のつまったスイカを確認する要領みたいですね。
・平らな壁に設置する
素材が凸凹していると摩擦力が低下するのでしっかり固定できません。
・水平に取り付ける
先に突っ張る場所を測って、マスキングテープなどで印をつけておくとわかりやすいです。
・耐荷重を確認しておく
置くものや掛けるものの重さを確認して、耐えられる重さに適した突っ張り棒を使うようにします。
・設置する場所の長さと突っ張り棒の長さは近い長さのものを使う
突っ張り棒は長く伸ばすほどたわみやすくなって耐荷重が小さくなってしまいます。
これはバネ式もジャッキ式も同じなので、できるだけ伸ばさなくても使える長さのものがいいです。
つまり、つながった2本のパイプ(突っ張り棒)の接っする面が多い方がいいということです。
突っ張り棒落下防止のアイテムもある
強力支えポール
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特に長い突っ張り棒を使う時にはその分多くのものを掛けてしまいます。
そんな時にはちょうど真ん中の位置に縦に支えるポールがあると安心です。
クローゼットに利用する場合などに便利です。
ここで固定してしまおう!というところにジャッキ式突っ張り棒や強力支えポールを使うのが向いていますよ。
強力サポート板
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突っ張り棒の両端のキャップのところにつけて固定する強力サポート板です。
石こうボードやベニヤ板にこていすることで突っ張り棒を強力に支えてくれます。
壁の素材に凸凹がある場合、このサポート板を使うと安心ですね
この強力サポート板を壁に取り付ける時には180°以上開くホッチキスが必要です。
壁には少し傷がついてしまいますが、ネジで開ける穴よりずっと小さな穴になります。
まとめ
突っ張り棒(ジャッキ式)の正しい取り付け方をお伝えしてきました。
もう一度簡単にまとめておきます。
- キャップは長い方を下にして突っ張る面までパイプを伸ばしていく
- 長さ固定ネジをしっかりと締める(固定ネジを突っ張り棒のパイプを貫通させることで固定します)長さ固定ネジは先が尖がっているので気をつけてください
- グリップを回して突っ張る
ジャッキ式はこの3ステップで取り付けできます
バネ式の突っ張り棒の正しい取り付け方も要チェック!≫平安伸銅工業から学ぶ突っ張り棒の取り付け方!バネ式の突っ張り棒の場合