「高いファンデーションと安いファンデーションって、結局なにが違うの?」
メイク好きな人なら、一度は気になったことがある疑問ではないでしょうか。
実は塗りたての仕上がりだけを見ると、大きな差を感じないことも多いです。
しかし、時間が経ったあとの肌にこそ、価格差がはっきりと現れます。
この記事では、高いファンデーションと安いファンデーションの違いを、解説します。
高い・安いに関係なく「塗りたてがきれい」は当たり前
どんなファンデーションでも、塗りたてはある程度きれいに見えます。
もちろん商品ごとの差はありますが、本当の違いが出るのはそこではありません。
注目すべきポイントは以下の3つです。
- メイクの持ち
- 崩れ方
- 肌への負担
特にこの3点は、時間が経つほど差が広がる部分です。
一番差が出るのは「持ち」と「崩れ方」
高いファンデーションと安いファンデーションの最大の違いは、メイクの持続力と崩れ方にあります。
安価なファンデーションでも
- カバー力が高い
- 色味がきれい
といった優れた点を持つものは多くあります。
ただし、長時間使っていると
- ヨレる
- 毛穴落ちする
- 乾燥や皮脂で崩れる
といった現象が起きやすい傾向があります。
一方、高価格帯のファンデーションは
- 崩れても汚くならない
- 夕方になっても肌が疲れて見えにくい
といった「時間経過に強い設計」がされているものが多いのが特徴です。
肌への負担は長期使用で差が出る
一番違いを実感するのは、肌のダメージ具合です。
安価なファンデーションは「短期間では問題ないけれど、長く使うと肌が疲れてくる」
と感じることが少なくありません。
一方で、高いファンデーションには
- 美容成分
- 保湿成分
- 肌を保護する処方
が含まれていることが多く、長い目で見ると肌への負担が少ないと感じるケースが多いです。
高級ファンデは「ライン使い」で真価を発揮することも
高価格帯のファンデーションの中には
- 下地
- リキッド
- パウダーファンデ
- 仕上げ用パウダー
など、ライン使いして初めて完成する設計のものもあります。
また、付属のパフではなく上質なパフやブラシを使うことで、仕上がりが格段に良くなるというケースも少なくありません。
特に高級ラインほど、「道具や使い方」で仕上がりに差が出やすい傾向があります。
若いうちは高いファンデが必須とは限らない
正直なところ、高いファンデーションの良さが本当に分かるのは、肌が変化してからだと感じています。
若い肌の場合は、
- RMK
- セザンヌ
- ちふれ
といった価格帯でも、十分きれいに仕上がることが多いです。それよりも重要なのは
- スキンケア
- ベースメイクの作り方
- ファンデの塗り方のテクニック
どんなに高いファンデーションでも、肌状態が整っていなければ効果は半減します。
高い=必ず感動ではない
高いからといって、すべての人に合うわけではありません。
- 安価なファンデでも肌に合う人はいる
- 高価なファンデでも合わない人はいる
これは価格に関係なく、誰にでも起こります。合う合わないは人それぞれです。
仮に、
- 1万円超えのファンデ
- 100円のファンデ
がどちらも「肌に合う」とした場合、1ヶ月使い比べると、最終的に満足度が高いのは
やはり高い方になるケースが多いと感じます。
本当に大切なのは自分の肌に合うかどうか
以下友人の話。
- ファンケル
- オルビス
- ちふれ
- コンビニコスメ
- デパートコスメ
と、数え切れないほどのファンデーションを試してきました。
その時々では満足していても、今の肌に合うものに出会ってしまうと、なかなか以前のものには戻れません。
ただし、そこにたどり着くまでには時間もお金もかかるのが現実です。
高い・安いより「今の肌に合うか」が最優先
高いファンデーションと安いファンデーションの違いは確かにあります。
- 高いから必ず感動できる
- 安いからダメ
という単純な話ではありませんよね。
最終的に大切なのは
- 今の自分の肌状態
- 使用感への満足度
- 無理なく続けられる価格帯
自分の肌に合うファンデーションを選ぶことが、何よりの正解です。
成分や価格に振り回されすぎず、「今の自分が心地よく使えるか」を基準に選んでみてください。

