ドラッグストアでよく見かける「ユースキンラフレ」と「フェミニーナ」。
どちらも肌をケアするアイテムという共通点はありますが、用途・成分・効果は大きく異なります。
この記事では、2つの製品の違いをわかりやすく比較し、目的別に選びやすいようにまとめます。
目次
ユースキンラフレとフェミニーナの違い:まったく用途が違う
- ユースキンラフレ:乾燥・肌荒れケア用の保湿クリーム(全身向け)
- フェミニーナ軟膏・ジェル:デリケートゾーンのかゆみ・炎症をおさえる外用薬(医薬品)
まず、ラフレはスキンケア、フェミニーナは医薬品という点が最大の違いです。
1. 想定される使用部位
| 製品名 | 使用部位 | 製品区分 |
|---|---|---|
| ユースキンラフレ | 顔・体など全身 | 医薬部外品(保湿) |
| フェミニーナ | デリケートゾーン(外陰部) | 第2類・第3類医薬品 |
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2. 成分の役割の違い
ユースキンラフレ(医薬部外品)
乾燥・肌荒れ予防が主目的。
主な成分例
- シソの葉エキス(消炎)
- グリチルリチン酸ジカリウム(肌荒れ防止)
- ヒアルロン酸・セラミド類似成分(保湿)
→ 刺激が少なく、毎日のスキンケア向け。
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フェミニーナ(医薬品)
かゆみ・炎症を抑える治療薬。
主な成分例
- リドカイン(痛み・かゆみの緩和)
- ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン)
- イソプロピルメチルフェノール(殺菌)
→ デリケートゾーンのかゆみや炎症などの症状改善が主目的。
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3. 効果の違い
| 目的 | ユースキンラフレ | フェミニーナ |
|---|---|---|
| 乾燥ケア | ◎ | ー |
| 肌荒れ予防 | ◎ | △(目的外) |
| かゆみの改善 | △(保湿で軽減は可能) | ◎(医薬品) |
| デリケートゾーンの炎症 | × | ◎ |
かゆみの治療が必要ならフェミニーナ、
普段の乾燥対策ならユースキンラフレと考えると明快です。
4. テクスチャ・使い心地
| 項目 | ラフレ | フェミニーナ |
|---|---|---|
| テクスチャ | しっとりクリーム | やや固めのクリーム or ジェル |
| 香り | ほぼなし〜微香 | 無香料 |
| 刺激の少なさ | 高め | 用途上多少刺激を感じることも |
ラフレはスキンケア寄りのやさしい処方。
フェミニーナは治療を目的とした成分構成。
5. 買いやすさ・価格帯
| 項目 | ラフレ | フェミニーナ |
|---|---|---|
| 価格帯 | 1,000円前後 | 900〜1,500円前後 |
| 販売場所 | 化粧品コーナー | 医薬品コーナー |
売り場の場所も違うため、目的別に見つけやすい。
6. どっちを選べばいい?
症状・悩みで判断すると迷いません。
ユースキンラフレがおすすめなケース
- 乾燥でカサつく
- 肌荒れが気になる
- 刺激の少ない保湿クリームを探している
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フェミニーナがおすすめなケース
- デリケートゾーンがかゆい
- 生理中の不快感
- 炎症・刺激をおさえたい
- かぶれ・むずむず
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用途がまったく違うため併用も可能
- ラフレ:保湿
- フェミニーナ:デリケートゾーンのかゆみ治療
目的が異なるため、必要に応じて併用しても問題ありません(同じ部位に同時使用は不可)。
日常ケアと症状ケアを分けて選ぶことで、肌トラブルに適切に対応できます。
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