防虫プレートは、家庭や倉庫、飲食店などで手軽に使える害虫対策アイテムとして人気です。
その中でも「パナプレート」と「バポナ」はよく比較される製品。
パナプレートとバポナの違いを成分・効果・安全性の観点からみて、現在のおすすめ防虫プレートについて紹介します。
こんな方におすすめの記事です
- 「パナプレートとバポナの違い」が知りたい
- バポナの代替品を探している
- 倉庫や食品保管庫、自宅での害虫対策をしたい
- 安全性の高い防虫プレートを選びたい
パナプレートとは?
パナプレートは、ジクロルボスの成分を使用した防虫プレート型の殺虫剤。
ゴキブリやハエ、蚊などの害虫を駆除・忌避します。
設置型なので、長期間(数週間~数か月)効果が持続し、手間が少ない点も魅力です。
バポナとは?
バポナは、かつて販売されていた有機リン系のジクロルボス(DDVP)を有効成分とする防虫プレートです。
ゴキブリやハエに強力な効果を持ち、広く使用されていました。
アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによって殺虫作用を示します。
2025年に販売終了となっています。
哺乳類や鳥類では比較的速やかに分解はされるようです。
登録販売者試験勉強の際に、ジクロルボスとバポナはつなげて覚えていたことを思い出します。
パナプレートとバポナの違い
| 比較項目 | パナプレート | バポナ |
|---|---|---|
| 有効成分 | 有機リン系ジクロルボス(DDVP) 1枚(120g)中19.2g ハーフ1枚(60g)中9.6g 添加物:塩化ビニル樹脂、その他4成分 | 有機リン系ジクロルボス(DDVP) 1枚(115g)中21.39g 添加物:塩化ビニル樹脂、その他9成分 |
| 効果対象 | ゴキブリ、ハエ、蚊など | ゴキブリ、ハエなど |
| 販売状況 | 販売中 | 販売終了 |
有効成分が同じ!添加物もほぼ同じ!ですが量が少し変わっています。
yayoiバポナもパナプレートも同じ成分「ジクロルボス」パナプレートはバポナより少しだけ入っているジクロルボスの量が減っています。
現在のおすすめはパナプレート
バポナが販売終了となった今、代替品として最も注目されているのがパナプレートです。
- バポナと同じ有効成分
- 設置型で手間がかからない
- 数週間~数か月効果が持続する
こうした理由から、現在の防虫プレートの主流はパナプレートとなっています。
バポナの殺虫プレートが販売中止となったため登場した商品かと思っていたのですが、1966年にすでに販売開始されていたみたいです。→パナプレート商品紹介
パナプレートとバポナの違いまとめ
- パナプレートは販売中。バポナと同じ有効成分容量が少し減りました。
- 現在はパナプレートが防虫プレートの代替品としておすすめ
現在入手できる中ではパナプレートが安心で効果的な選択肢です。
代替品に関しては別記事で詳しくまとめています↓













