和歌山県にある友ヶ島は、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』のモデル地とも言われ、SNSでも話題の人気観光スポットです。
砲台跡が緑に覆われた幻想的な風景はまさに別世界。
初めて訪れる人にとって気になるのが「友ヶ島って人は住んでるの?」「もしフェリーに乗り遅れたらどうなるの?」という疑問です。
わたしも実際に行く時になって気になりだしました。
この記事では、友ヶ島に人が住んでいるのか、飲食店や宿泊施設はあるのか、フェリーの注意点まで詳しく解説します。
友ヶ島に人は住んでいる?
結論から言うと、友ヶ島は無人島です。住民登録をして生活している人はいません。
ただし例外として、
- 研究や調査で一時的に滞在する人
- 3月~11月に営業している宿泊施設「海の家」のスタッフ
- 管理事務所の職員(昼間のみ勤務、夜は島を離れる)
といった人々が、期間限定で島にいることはあります。つまり、夜になると完全に無人になる島と考えて良いと思います。
友ヶ島の飲食店事情
友ヶ島には、フェリー乗り場の近くに「らぴゅカフェ」という小さなカフェが1軒あります。
カレーや焼きそば、うどんなどの軽食や飲み物を販売していますが、営業時間は16時まで。さらにフード類は早めに売り切れることもあります。
そのため、ランチや飲み物は持参するのがおすすめです。
特に暑い時期は給水ポイント(水分)を忘れずに!
宿泊やキャンプはできる?
海の家
友ヶ島で泊まる場合は「海の家」一択。ただし営業は不定期で、特に12月~2月は基本的に休業しています。
宿泊を希望する場合は7日前までの予約が必須なので、当日突然泊まることはできません。
キャンプ場
島には「南垂水キャンプ場」もあります。事前にオンラインで申請が必要で、電気や水道はなし。
キャンプ用品のレンタルもないため、キャンプ経験者向けのスポットといえます。
フェリーを逃したら帰れない?
友ヶ島へは加太港からフェリーが運航していて、通常は1日4便(繁忙期は6便)。
最終便は16:30発と意外に早いため、散策に夢中になっていると乗り遅れる可能性もあります。
小学生の夏休みに行ってみたのですが、ネットでフェリー情報を確認したら、夏休みの間は水曜日も運行しますと記載がありました。その時々でフェリー運航情報は変わりそうですので最新の情報を確認してください。
ただし、口コミを見る限り「乗り遅れて帰れなかった」という事例はほとんどありません。
安心して観光するためには、最終便の1〜2本前に戻る計画を立てることがおすすめです。
友ヶ島に持っていくべき持ち物
島にはコンビニや売店がなく、自動販売機も1台のみ。快適に観光するためには準備が欠かせません。
- 水筒(飲み物)
- 軽食(お弁当など)
- 虫よけスプレー
- タオル・ティッシュ
- 長袖の羽織り
- モバイルバッテリー
特にスマホは写真撮影や地図アプリでバッテリーを消耗しやすいので、大容量のモバイルバッテリーを持参すると安心です。
友ヶ島周辺のおすすめ宿泊施設
「もしフェリーを逃したら…」と不安な方は、無理に島で宿泊せず、本土の宿に泊まるのがおすすめです。
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シーサイドホテル加太海月(徒歩7分/全室オーシャンビュー)
大阪屋 ひいなの湯(徒歩5分/露天風呂付き展望風呂あり)
旅籠屋 菊水(徒歩5分/飲食店併設の宿)
どれもフェリー乗り場から徒歩圏内で、観光後にゆっくりくつろげます。
まとめ
友ヶ島は基本的に人が住んでいない無人島で、夜は完全に静まり返ります。飲食店も1軒のみ、宿泊も事前予約が必要なので、計画性をもって訪れることが大切です。
フェリーの時間をしっかり確認しておけば、日帰りで十分楽しめる魅力的な観光地。
自然と歴史が融合した景色を、安心して満喫してください。
わが家というと、家族旅行で「友ヶ島」に行きたかったのですが悪天候のためフェリー欠航でした。残念。
次の機会には友ヶ島に行きたいです!
フェリーに乗れなかったので、急遽予定変更した1泊2日の和歌山旅行は別記事にまとめています。
これから和歌山へ旅行を計画しているあなたは是非参考にしてください。
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