今はもう閉園してしまった「加悦SL広場」の口コミとなっております。
思い出の場所。
加悦SL広場で秋の催し物があり、家族みんなで行ってきました。
小さな子が安心して楽しめるミニ列車「ロケット号」や日本で2番目に古いSL、珍しい車輌など27輌を近くで見ることができます。
車輌の中には実際に中に乗り込めるものも多くあり、座ったり近くで写真を撮ったり楽しむことができますよ。
加悦SL広場
営業時間・定休日
■営業時間 午前10時~午後5時
■定休日 火・水・木曜日 但し祝日は営業
入場料金
■入場料金
大人(中学生以上) 400円 団体 360円
小人(3才以上) 200円 団体180円
3才未満の子どもは無料 団体は20名以上の料金(消費税込み)
アクセス
〒629-2422
京都府与謝郡与謝野町字滝941-2
TEL 0772-46-1155
【車の場合】
京都より、京都縦貫自動車道与謝天橋立IC→R176福知山方面へ。
大阪・神戸より、中国自動車道吉川JCT→舞鶴若狭自動車道綾部JCT→京都縦貫自動車道与謝天橋立IC→R176福知山方面へ。
【列車・路線バスの場合】
京都、大阪よりJR「福知山駅」→京都丹後鉄道「与謝野駅」→丹海バス〈与謝線・福知山線〉「SL広場西」下車、徒歩8分。
JR「福知山駅」→丹海バス〈福知山線〉「SL広場西」下車、徒歩8分。
加悦鉄道の歴史
加悦鉄道は、大正14(1925)年、丹後地方の町民823名により設立されました。
翌年、旧国鉄の連絡駅、丹後山田駅~加悦駅間5.7kmが開業、この時、雄姿を見せたのが、2号機関車でした。
以後、村民の足として、また丹後ちりめんの輸送に活躍した鉄道は、昭和14(1939年)年に大江山で発見されたニッケル鉱石の輸送も担うことになり、営業距離も伸びました。しかし戦後は、SLからガソリン車、ディーゼル機関車に主役が変わり、昭和31(1956)年頃にはSLも廃車になりました。
さらに自動車交通の波に飲み込まれ、昭和60(1985)年、加悦鉄道は60年間にわたる歴史に幕を降ろしています。
加悦(かや)SL広場パンフレットより
加悦鉄道の見どころ
珍しい車輌27輌
主な車輌
●2号機関車(123号蒸気機関車)
日本で2番目に古いSL
●4号機関車
●1261号機関車
●C57189号機関車
●C58390号機関車
●ハブ3号客車
●ハ4995号客車
など
入口
入口・待合室・展示室・駅長事務室は駅舎になっています。画像奥にある屋根が暗い緑の建物が駅舎です。
ノルスタジーあふれる、木造駅舎は日本の駅舎100選に紹介された旧加悦鉄道加悦駅を復元しています。
昔の駅の雰囲気そのままで、大正期の洋風建築が近くで見られます。
ランプ式合図灯、信号反応器など貴重なものも展示されています。
入場料金を払うと、昔の厚紙でできた切符をもらえて、これを改札口で渡し入場できます。
ほんとに昔の駅に訪れた気分になります。
投炭練習機
蒸気機関車のボイラーに、石炭投入する基本動作、火床の理想的形成方法など訓練をするための練習機があります
転車台
今ではほとんど見ることができない手動式の転車台があります。
放射状に伸びたレール上にSLなどの車輛が展示されています。
蒸気屋
出入口である駅舎に隣接して、蒸気屋があります。
ここではお土産やちょっとした食べ物など売られていています。
さらにその横の列車の中では、喫茶やランチを楽しむことができます。
ここでパスタを食べたことがあります。
外の景色を眺めながらのランチはとても楽しく美味しかったです。
テーブルがあり、列車の椅子に座って食事を楽しめますよ。窓の外は桜の木や川が見えて、春は満開の桜を見ながらゆっくりと食事を楽しむことができるので、春に行くのもおすすめです。
小さい子におすすめ
「きかんしゃトーマス」バッテリーカー
ハンドル操作で自由に走るバッテリーカーがあります。
きかんしゃトーマス好きのお子さんなら喜ぶこと間違いなしです。
場内周遊ミニ列車「ロケット号」
広場に設置された転車台を中心、1周約170mをのんびり走ります。
小さな子でも安心して乗って楽しめます。
3才未満のお子さんは大人も同伴することで乗ることができます。
再現列車
実際に動く再現列車に乗ることができます。
ガタンガタンと揺れる列車にゆったりと乗ることができます。これは常時動いているわけではなく、春と秋にある感謝祭時は運行しています。
車掌さんの帽子を子どもに被らせてもらい写真撮影もしましたよ。
再現列車に乗る際も切符(100円)を購入しました↓
まとめ
京都北部にある、加悦SL広場は小さな子を連れて訪れても、ゆったりと楽しむことができるので未就園児さんがいるご家庭にもおすすめの場所です。
SL広場内は凸凹したところが多いので、ベビーカーには向きません。
わが家はベビーカーで行きました。凸凹したところは問題なく進めるベビーカーですが階段がある場所では大人2人で持ち上げていました。
実際に中まで乗り込める機関車がたくさんあるので、実際に中に入ってみたい方や写真をたくさん撮りたい方におすすめです。
京都北部に来ることがあれば、是非立ち寄ってみてください。